マミープレイ・マミフィケーションとは?
マミープレイ・マミフィケーションとはミイラの様に包帯(布包帯、サランラップ、ビニールテープ、ストレッチフィルム)でぐるぐる巻きにされて全身拘束状態の不自由さや圧迫感を楽しむフェチプレイです。
マミープレイは拘束プレイの一種で、SMやフェティシズム界隈では、マミフィケーション(mummification)とも呼ばれ、マミファイド(mummified)は「ミイラ化した・させられた」という意味で使われます。
AVなどで見られるライトなマミープレイ・マミフィケーション
他の呼び方としてラッピングプレイ・全身ラップ拘束・ラップ拘束・ラップフィルム拘束・ミイラ拘束等がある。これらの呼び方はAV作品のタイトルで確認できる。
ただしこれらの作品はビジュアル的にはマミープレイを模してはいるが「ラップやフィルムで拘束されて性行為をする。」という内容ばかりで、マミープレイ・マミフィケーション本来の快楽・嗜好・趣旨から大きく異なる作品が多い。
現状とても曖昧な境界線が引かれているのですが、ラップ拘束をしながら性行為を行うプレイはマミープレイの中の亜種的な存在として本流とは分類されるべきだと思います。
そもそも純粋なマミープレイ・マミフィケーションによる快楽を愉しめる人はかなりの少数派で、AV作品のようにマミファイドした状態で性的快楽を与えるプレイの方が愉しめる人は増えるので従来型の愛好者の方もまた違った快楽の一つの形として理解されている方も多い様です。
マミープレイ・マミフィケーションの楽しみ方
マミープレイ単体での快感の方向性としては全身をミイラの様にぐるぐる巻きにされる事による圧迫感、身体を動かすことが出来ない拘束感を楽しむ事になると思います。(呼吸管理まで純粋な楽しみ方の中に含めてもいいかも)
マミープレイの快楽だけで楽しめるような上級者や経験者はしっかり固くマミファイドして圧迫感と不自由さの快感を追求します。
未経験者さん、初心者さんなんかの場合は比較的緩く固めて身体を動かすことが出来ない拘束感とプラスアルファ的な性感要素(呼吸管理(ブレスコントロール)・乳首責め・足裏のくすぐり責め・クリトリス責め・AMSR責め)などを合わせたほうが楽しみやすいと思います。
また初めてセッションする時は、お互いの細かい加減や塩梅がわからないと思いますので、どういう方向性で愉しみたいのか?事前に打ち合わせをしてから始めるほうがいいと思います。締め付けの強弱なんかは後では修正が利きませんのでしっかり話し合いましょう。
マミープレイ・マミフィケーションの所要時間
マミープレイの準備にかかる時間は?
緩く体の自由が奪われるくらいのマミファイドならば30分~1時間程度。しっかりビニルテープで固定する場合は1時間前後が目安。
マミープレイのプレイ時間は?
出来る人は何時間でも楽しめると思いますが精神的に疲れてきたらプレイを終了してください。また身体をテープでしっかりと固定するのでいずれは手足や身体が痺れてきます。身体にそのような違和感を感じたら直ちに終了しましょう。
マミープレイに使用するフィルムやテープの使用量
ビニールテープは一重で50mm×20m 2~3個が目安。ストレッチフィルムやラップは幅にもよるがキリがよいメーターのものを1~2本使用する。
マミープレイ・マミフィケーションに使われる拘束帯(拘束布)
フィルム系拘束帯
ビニールテープ-塩化ビニール
最終仕上げ用に使われる。50cm幅のビニールテープを使用している愛好家が多い。ラップ、ストレッチフィルムだけで仕上げる場合も多いが、本格的なマミファイドはビニールテープでガチガチに固めて仕上げるのが一般的。
ストレッチフィルム-直鎖上低密度ポリエチレン(LLDPE)
下地に巻くアイテムとして愛好家から支持されているフィルム。伸びるし丈夫。10cm幅のものが扱いやすいがコスト重視だと50cmがメイン。25cmや30cmのものもある。
ポリ塩化ビニルのラップ-ポリ塩化ビニル(PVC)
業務用スーパーのラップなど。塩化ビニル樹脂とも呼ばれる。品質もそれなりでほどほどに安いのでストレッチフィルムと共によく使われる。30cmx100mのラップが人気
ポリ塩化ビニリデンのラップ-ポリ塩化ビニリデン(PVDC)
サランラップなど。高価で品質もいいがマミープレイであえて使う利点が無い為かあまり使われない。
安いラップ-ポリエチレン(PE)
安いがいらんところでくっつきやすいのが難点。透明度が悪いですがマミープレイで使用する分には問題ないです。
布系拘束帯
包帯
あまり収縮しない厚手でしっかりとした捻挫用などで使われる包帯を使用する事が多い。包帯幅は5cm、7.5cm、10cmあたりが使われるが、取り回しの良さから5cm、7.5cmを利用する愛好家が多い。
セーフワード、ギブアップの合図
マミープレイに限らず、SMプレイでは事前に「セーフワード」と呼ばれる合言葉を決めて、受け手の人が本当にやめてほしいと思った時にプレイを中断してもらう合図を決めておきます。
AS大阪のやめてほしい時の合言葉
話が出来る場合は「ストップ」
マミープレイで話が出来ない場合は「首を横に振る。」
口をふさいでいて声が出せない時は声の回数で意思表示をします。
はい→「声を一回出す」
いいえ→「声を三回回出す」
セーフワードで使わないほうがいい言葉
駄目とか嫌とか無理などの言葉は、そうじゃない時にも出てきやすい言葉なので合言葉としては使わないほうが無難です。
サンプル動画
こういうしっかり固定しているが露出部が多い為、緩いラップ拘束に快感要素を追加したプレイがライト層には人気
巻きは緩め。これも緩いマミープレイ+快感要素を追加した例
マミープレイ・ラップ拘束が楽しめるサービス
ご要望が無ければ純粋なマミープレイ・ラップ拘束というよりは快感要素を追加した形で愉しんでもらう形で主導します。